ケーススタディおばあちゃん

おばあちゃんに後見人をつけたいんだけど…

最近おばあちゃんに痴呆の症状が現れはじめました。誰かが訪ねてきた形跡はあるけどおばあちゃんに訪ねても知らないと言うし…。訪問販売や事件などに巻き込まれない為にもみんなで話し合い法定後見制度を利用する事にしました。
ところで私でも後見人になれるのでしょうか?

後見人になるには資格は不要です。

後見人になれます。ただし後見人になるには責任を持ちいろいろな仕事をしなくてはいけません。よく家族で話合い決める必要があります。また次の様な場合は専門家に相談すし依頼することも考えて、後見人になるかどうかを慎重に決めなくては後でもめる事になるかもしれません。
☆あなたを疑う兄弟や姉妹、親戚がいる。
☆あなたの財産管理の内容がかなり複雑
☆おばあちゃんの財産を狙う人がいる
☆訴訟などの紛争性がある
☆身寄がない

後見人になった場合具体的にどのような仕事をするのでしょうか?

ここではまず最初にしなくてはいけない手続きの流れを紹介します。
☆登記事項証明書を取る
後見人の仕事をするための資格証明書になります。
最寄の法務局で申請用紙を受け取り、郵便で東京法務局から交付を受けてください。
詳しくは、「成年後見登記制度とは」をご覧ください。
☆後見人の届出をする
例えば 銀行等に後見届けをおこない、おばあちゃんの預貯金の名義を「○○成年後見人○○」等に変えます。以後、後見人が入出金できるようになります。
☆財産目録を作る
おばあちゃんの財産を家族とはきちんと区別しておばあちゃんだけの財産目録を作成する
☆生活プランを考える
おばあちゃんの財産の流れ(定期的な入出金)を把握しおばあちゃんに一番いいお金の流れを考える
☆裁判所に報告する
一通りお金の流れを把握し整理ができたら財産目録に調べた内容を記載し、関係資料とともに裁判所へ提出します。原則一ヶ月以内に報告。できない場合は、そのことを連絡しましょう。

定期的に何をすればいいのでしょうか?

後見人になったからといって特別な難しい事をしなくてはいけない訳ではありません。その人の財産や生活によって様々ですがおおまかな流れをここで説明します。
☆おばあちゃんの毎日の家計簿や日記をつける
そうする事によってお金の流れが見えてきて管理がしやすくなり後から分からなくなることを防げます。
☆時々おこるお金の管理
例えば毎月病院へ連れて行くとか、おばあちゃんの名義での家賃収入があるなど毎日の
事ではないが定期的に起こるお金の流れを管理する。
☆裁判所への報告
ときどき家庭裁判所から業務内容についての報告を求められ、監督を受けます。

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